写真展「絶対」開催のお知らせ

LIBRIS KOBACO 五周年記念特別展示、齋藤陽道写真展『絶対』を開催いたします。
齋藤陽道 2024.06.19
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齋藤陽道写真展『絶対』

齋藤陽道写真展『絶対』

開催期間: 2024年6月22日(土) – 2024年8月12日(祝月) 

会場: LIBRIS KOBACO (福岡市中央区大手門3-2-26 田中ビル401) 

営業時間: 13:00-18:00 定休日: 火曜・水曜日(祝日は開催)

作家在廊: 初日の6月22日(土)、(会期中、他の日にも在廊できたらと思っています)

写真展概要

2010年写真新世紀優秀賞、2014年日本写真協会新人賞、2019年木村伊兵衛写真賞最終候補に選出されるなど、写真家としてだけでなく、作家、映画監督など幅広い分野で活躍する齋藤陽道さん。

今回の写真展「絶対」では、作家自身が「今生きていて、やがて死んでゆく私たちが今こうして出会っているという事実を絶対的なものとして強くあらしめたい」と語る、逆光ポートレイト作品を展示します。

太陽の光を見つめ撮影された作品は、目の前にいる被写体、作家自身、そして鑑賞者である私たちもみな同じく生きて死んでいく存在であることを強く感じさせてくれます。

下記、ギャラリーからのお知らせ。

齋藤陽道は、2010年写真新世紀優秀賞。2014年日本写真協会新人賞。

そして、2019年『感動、』(赤々舎)にて木村伊兵衛写真賞最終候補に選出。

写真家としての活動だけでなく『写訳 春と修羅』『それでも それでも それでも』(ナナロク社)、『声めぐり』(晶文社)など数多くの著書を出版、また自身主演のドキュメンタリー映画『うたのはじまり』が2020年に公開されるなど多方面に活躍を続けている写真作家です。

今展示『絶対』は、「今生きていて、やがて死んでゆく私たちが今こうして出会っているという事実を絶対的なものとして強くあらしめたい」と作家が語るように、目の前にいる被写体、作家自身、そして鑑賞者である私たちもみな同じく生きて死んでいく存在であると強く感じさせてくれる太陽の光を見つめ撮影した逆光ポートレイト作品を展示いたします。


少しだけ空気の湿った雨の日には写真集を読みたくなる。

なぜなら、かすかに雨の気配を感じながらページをめくるのが好きだからだ。

でも齋藤陽道の写真はなぜか雨の日ではなく晴れの日に読みたくなる。

鮮やかな光が差し込む窓辺で彼の写真集を開く、めくるたびに写真と光が混じり合うような感覚になるからだと思う。

最初に齋藤陽道の作品を見た時、展示会場から外に出て空を見上げた時も晴れの日だった。

沢山の感情や思いを抱えながら見上げると、まるで空の色も雲の色もなんだか世界が違う色に見えた。

空にかざした手のひらから溢れるまぶしい光はまるで齋藤陽道の写す光のように感じられた…。

-LIBRIS KOBACO 増田みさ-

初めての福岡での写真展です。素敵なギャラリーですので、ぜひおいでください。

光とともにお会いしましょう。

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